
こんにちは、マナホームです。
新居やお部屋に「緑」を取り入れたいと思ったとき、パキラやポトスといった海外原産の観葉植物を思い浮かべる方が多いかもしれません。
ですが、実は「日本に昔から自生している植物(和の観葉植物)」の中にも、現代の住まいに驚くほどおしゃれに馴染み、インテリアとして映えるものがたくさんあります。
しかも、日本の風土で育ってきた国産の植物は、日本の夏の湿気や冬の寒さにも強く、非常に育てやすいという大きなメリットを持っています。
今回は、そんな歴史ある「和の観葉植物」の魅力と、住まいの運気にまつわるストーリーをご紹介します。
1. 徳川家康も一目惚れ?江戸城を持ち歩いた「開運の緑」
日本の観葉植物の歴史を語る上で欠かせないのが、かの徳川家康です。
1590年、家康が三河から江戸へ国替えとなる際、お祝いとして家臣から贈られたのが「オモト(万年青)」という日本原産の植物でした。
一年中枯れることなく青々と茂り、力強い生命力を宿すその姿に深い吉兆を感じた家康は、江戸城に入城する際、自らこのオモトの鉢を大切に抱えて城に入ったと伝えられています。
その後、徳川幕府が260年以上も長く栄えたことから、オモトは「開運・家運隆盛・子孫繁栄」の象徴となり、武士から庶民にまで大ブームとなりました。
現代でも「新築や引っ越しの際、一番最初にオモトを家に入れると運気が上がる」という風習(引っ越し万年青)が受け継がれているほど、伝統的な縁起物とされています。
2. 歴史とストーリーが宿る、代表的な「和のグリーン」
オモト以外にも、日本の住まいに馴染む魅力的な和の観葉植物がたくさんあります。どれも背景を知ると、より愛着が湧くものばかりです。
① ギボウシ(ホスタ)
日本の山野に自生する美しい葉物植物です。江戸時代にシーボルトらが欧米へ持ち帰り、現地で大ブームとなって品種改良され、海外から「逆輸入」された歴史を持っています。日陰に強いため、日当たりの限られた玄関周りや中庭にも最適です。
② フウラン(富貴蘭)
樹木に着生して育つ小ぶりのラン。江戸時代の大名たちは金網のカゴに入れて部屋に吊るし、高貴な香りと葉の美しさを愉しみました。現代でいう「ハンギンググリーン」の元祖と言えます。
③ ガジュマル
沖縄などに自生する「多幸の木」。「キムジナー」という幸せをもたらす精霊が宿ると言われ、金運や健康運を呼び込む縁起物として若い世代にも大人気です。
3. 観葉植物と「住まいの運気」の心地よい関係
「家相」や「運気」と聞くと少し難しく感じられるかもしれませんが、昔から言われる家相のルーツは「光と風を取り入れ、家を清潔に保って家族が健康に過ごすための知恵」です。
例えば、家の顔である玄関を綺麗に掃除し、そこに青々としたオモトや吉兆のグリーンをひとつ置く。
それだけで空間の気が清々しく整い、家族が家に帰ってきたときの気持ちよさが全く違ってきます。
一生に一度の家づくり。過度なルールに縛られるのではなく、「風通しと日当たりを整え、お気に入りの緑を愛でながら、毎日を気持ちよく過ごすこと」こそが、一番の開運住宅づくりだとマナホームは考えています。
最後に
洋風のおしゃれな観葉植物も素敵ですが、日本の四季や気候をよく知る「和の観葉植物」は、私たちの住まいにしっくりと馴染み、永く寄り添ってくれます。
「背景にあるストーリーを愉しむ」「育てやすさで選ぶ」「運気を呼び込む縁起物として飾る」——。
新築やリフォームで新しい暮らしを始められる際や、季節の模様替えの機会に、歴史と知恵の詰まった「和のグリーン」をひとつ、お部屋に迎えてみてはいかがでしょうか。
マナホームでは、ご家族が永く健やかに、居心地よく暮らせる住まいづくりをこれからも応援してまいります。







