
最近、これからの新しい住宅や商品開発のことを考えていると、どうしても切っても切り離せないのが「EV(電気自動車)」の存在です。
車を単なる移動手段としてではなく、我が家のエネルギー(蓄電池)や暮らしの一部としてセットで捉えなければならない時代が、もう当たり前に来ています。
ちょうど先日(10月23日)、テスラから新しい「モデル3」や「モデルY」が発表になり、車から直接給電できるV2L機能への対応などが話題になりました。
テスラは独自のエコシステムを展開していますし、BYDなどのメーカーは日本のV2H規格に合わせた展開をしていたりと、メーカーごとに住宅やエネルギーに対する考え方が全く違っていて面白いものです。
そんな最先端の動きや企業に目を向ける中で、ふと考えさせられたことがあります。
私自身、もともと海外の車やEVにそれほど詳しかったわけではありません。
けれど、「イーロン・マスク」という強烈な人物のニュースを目にするうちに、「どんな人なんだろう?」と興味を持ち、そこから「テスラ」という車やその思想を知ることになりました。
社長個人のキャラクターや圧倒的な挑戦から入って、そのモノが好きになるという体験です。
一方で、同じEVでもBYDのように、社長の顔はパッと浮かばず、純粋に「製品(車)そのもの」として目にするメーカーもあります。
じゃあ、日本のホンダはどうだろう。
ホンダと聞くと、真っ先に「本田宗一郎さん」の顔と名前が浮かんでくるんです。
他と安易に群れたり頼ったりせず、独自の技術や生き様で世界に挑んでいった、あのスタイル。
ご本人が亡くなられて何年も経つのに、その「ものづくりへの情熱や哲学」が会社のDNAとして残り続けていて、現代のホンダの車を見てもどこかその気配を感じてしまう。
現役のカリスマが見せる「未来へのワクワク感」。
製品そのものの性能で勝負する「無機質な存在感」。
そして、人がいなくなっても色あせない「生き様のストーリー」。
会社の大きさなんて関係ありません。
商品を見たときに、そこで働く人たちの熱や創業者の顔がフッと浮かび上がってくるような会社。私はやっぱり、そういう企業さんを心から素晴らしいなと思います。
何を青くさいことを言っているんだと笑われてしまうかもしれないけれど、私たちが手がける家づくりも、そうでありたい。
ただ図面通りの「箱」を建てるのではなく、住んで何年経っても「マナホームの職人さんたちが、こんな熱い想いで作ってくれたんだな」と作り手の顔や温もりが思い浮かぶような、そんな仕事を一軒一軒、愚直に続けていきたいなと、ふと思ってしまいました。









