いらっしゃいませ!
いつもご覧いただきまして有難うございます。
今回は、梅雨時にふさわしい「ヒキガエルと新興住宅地」の話題に触れます。
では、どうぞ~
梅雨が明けて夏本番へと向かう7月。夜になってもムシムシと暑い日が続くようになってきましたね。
そんな夏の夜、お仕事帰りに我が家の駐車場や玄関先で、「おや? 足元に何か丸くて大きいものが……」と違和感を覚えたことはありませんか?
実は先日、我が家の駐車場で、どっしりとした大きなカエルに遭遇したんです。
おそらく「ヒキガエル」だと思うのですが、手のひらに乗り切らないほどの大物!突然目の前に現れたその圧倒的な存在感に、思わずびっくりしてしまいました。
「こんなに大きなカエル、今年おたまじゃくしから育ったのかな?」
そう思って調べてみると、実は一戸建ての暮らしや、私たちが暮らす土地の歴史にまつわる、とても面白い秘密が見えてきました。
実は「何年も厳しい冬を乗り越えてきたベテラン」
春先におたまじゃくしからカエルになったばかりのヒキガエルは、実はわずか1.5cm〜2cmほど。小指の先くらいの小ささしかありません。そこから夏の間に虫をたくさん食べたとしても、秋を迎える頃でせいぜい3cm〜5cm程度です。
つまり、私たちが夜の駐車場で見かけて驚くような「立派なサイズ」になるには、なんと3年〜5年以上の年月がかかっているのだそうです!
ヒキガエルはとても寿命が長く、野生でも10年前後生きることもあるのだとか。

「じゃあ、そんな大きなカエルが、どうして突然我が家にやってきたの?」と思いますよね。
実は彼ら、カエルの活発なイメージとは裏腹に、驚くほど行動範囲が狭い「インドア派」なんです。
一度「ここが居心地いいな」と決めたお気に入りの隙間(エアコンの室外機の裏、ウッドデッキの下、プランターの影やブロック塀の基礎の隙間など)をマイホームにして、そこから半径数十メートルだけを毎晩パトロールする生活を何年も続けています。
つまり、私たちが「初めて見た!」と思っていても、彼らにとっては「何年も前からここに住んでいるご近所の先輩」だった可能性が非常に高いのです。
綺麗な新しい分譲地にも「主」がいる理由
「でも、うちは何百棟も新築が並ぶピカピカの分譲地だから、そんなカエルなんていないはず」
そう思われるかもしれません。しかし、大規模な分譲地こそ、実はヒキガエルと出会いやすいスポットでもあります。
広大な分譲地は、もともと豊かな里山や畑、雑木林だった場所を造成して作られることが多いものです。土地への愛着が強い彼らは、綺麗に区画整理されて新しい家が建った後も、そのまま「地元の先住ガエル」としてエリア内に生き残っていることがあります。
さらに、新築の住宅街は、室外機の裏や物置の隙間など「天敵に見つからない隠れ家」の宝庫。おまけに夜になると街路灯や玄関灯が明るく灯り、美味しい虫たちが自然と集まってくるため、カエルたちにとっては「一歩外に出ればごちそうが並ぶ、最高のレストラン街」でもあるのです。

カエルはマイホームにぴったりな「福の神」
見た目はちょっと無骨でびっくりしてしまうヒキガエルですが、古来より日本では大変縁起が良い生き物として大切にされてきました。
Ο「無事に帰る(カエル)」:家族が事故なく帰宅する「交通安全」「家内安全」の守り神
Ο「お金が返る(カエル)」:使ったお金が大きく戻ってくる「金運アップ」の象徴(がま口財布の由来でもあります)
Ο「前へ飛躍する」:後ずさりせず前へ進む姿から「仕事運・発展運」の象徴
何年もの間、人知れずお家のまわりの害虫を食べて庭を守り、どっしりと福を呼び込んでくれている……そう思うと、なんだか愛らしく、ありがたい存在に見えてきませんか?
最後に
注文住宅でも、分譲住宅でも、一戸建ての暮らしを始めるということは、コンクリートの建物だけでなく「その土地が持つ豊かな自然や物語」とも新しく繋がるということです。
マンションの上の階では決して味わえない、地面とつながった暮らしだからこその、小さな同居人との出会い。
今夜、お家に帰られた際は、ぜひ足元をそっと見守ってみてください。何年も前からその土地を守ってくれている、頼もしい「主」が、あなたのご帰宅を静かにお出迎えしてくれるかもしれませんね。
それでは、本日もありがとうございました!









