いつもご覧いただきまして有難うございます。
今回は、「支持率OO%」の違和感について触れてみました。
では、どうぞ~

「いまの政治、ぶっちゃけ絶対おかしいだろ!!」
物価は上がるのに給料は上がらない、不祥事や裏金問題のニュースばかりが流れてくる。
そうやって日々の生活の中で、強い危機感や怒りを感じている人は多いはずです。特に若い世代や現役世代なら、なおさらでしょう。
なのに、ニュースで発表される「内閣支持率」を見ると、なぜかそこまで底抜けていない。
「え? 周りには怒っている人しかいないのに、なんでこんなに支持率があるの?」
「自分がズレているのかな?」
そう思ったことはありませんか?
結論から言います。ズレているのは、あなたではなく「ニュースの数字」のほうです。
メディアが嘘のデータを捏造(ねつぞう)しているわけではありません。真面目に統計をとろうとすればするほど、「自動的に若者の声が消え、作られたような数字になってしまう」という、合法的な統計の罠が存在するのです。
今回は、私たちのリアルな感覚を握りつぶす「支持率の正体」を暴露します。
トリック1:世論調査は、実質「シニアの意見箱」になっている
テレビや新聞の世論調査は、主に「ランダムに電話をかける(RDD方式)」という方法で行われています。ここに最初の、そして最大の罠があります。
1) 固定電話: 今の若い世代やファミリー層で、家に固定電話を置いてる人なんてほぼいませんよね。つながる先は、圧倒的に高齢者のご自宅です。
2) 携帯電話: 「知らない番号」からスマホに着信があっても、平日の日中や夕方に仕事、家事、育児で戦っている現役世代が、のんびり電話に出るでしょうか? ほとんどの人が無視するか、切るはずです。
結果として、時間に余裕があり、見知らぬ番号にも丁寧に対応してくれるシニア層の回答割合が圧倒的に高くなります。 悪意はなくても、集まるデータそのものが最初から「高齢者の意見」に偏っているのです。

トリック2:たった1人の意見を「20人分」に拡大コピーする罠
「でも、統計学では年齢の偏りをちゃんと計算で修正(ウエイトバック集計)してるでしょ?」という専門家もいます。
たしかに、実際の人口比率に合わせるために「電話に出てくれた貴重な若者の1票」を、計算上で10倍、20倍に膨らませて集計しています。しかし、これこそが最大の落とし穴です。
平日の昼間に、わざわざ世論調査の怪しい電話に最後まで付き合って回答する若者。
それは、同世代の中でもかなり「特殊な(政治マニアなどの)若者」です。
つまり、画面に映る「若者の支持率」は、必死に生きている大半の現役世代のリアルな生活実感ではなく、「たまたま電話に出たごく一部の若者の意見を拡大コピーしただけのニセモノ」に過ぎないのです。
トリック3:「消去法」の現状維持が「熱烈な支持」に大化けする
世論調査で「いまの政権を支持しますか?」と聞かれたとき、
「強く応援しているわけじゃないけど、野党もバラバラだし、他よりはマシかな……」
と、消去法で答える人が一定数います。
この「消極的な現状維持」も、統計上は「100%大満足の支持!」と同じ「1勝」としてカウントされてしまいます。
本当に政治に呆れていて、「もう期待すらしていないから答えたくない」というサイレントマジョリティ(声なき多数派)の拒否やあきらめは、%の計算から綺麗に除外されてしまう。これが、数字が「嘘くさく」見えるカラクリです。
最後に
私たちの違和感のほうが、よっぽどリアルだ
超高齢社会の日本において、普通に統計をとると、どうしても数の多いシニア層の意見がベースになります。若者がどれだけ「おかしい!」と声を大にしても、その声は統計という名のフィルターによって、一瞬で打ち消されてしまう構造になっているのです。
だから、ニュースの数字を見て「みんなは満足してるんだ」と諦める必要は一切ありません。

あなたが日々感じている「この政治はおかしい」という違和感。
それこそが、統計には決して反映されない、今の日本を生きる現役世代の「一番リアルな現場の感覚」なのです。
数字の裏側にある仕組みを知り、騙されない目を持ちましょう。









