
【写真説明】 御岩山の山道。右側は木の根が複雑に絡み合い、一歩一歩の足元を選ぶ必要がある「登り」。左側は一見平坦で歩きやすそうに見えるが、浮き石に足をすくわれやすい「下り」。家づくりにも、この二つの道と同じような「落とし穴」と「正解」が隠れています。
昨日8月19日(水)、茨城県の御岩神社さんへ参拝に行き、そのまま御岩山の山頂まで登ってきました。
行きは巨木の根が浮き出る「表参道」、帰りは一見歩きやすそうな「裏参道」を選んで下りてきたのですが、この帰り道で「あ、これって家づくりとまったく同じだな」とハッとさせられる瞬間があったんです。
これから初めての家づくりを考えている20代・30代の方にこそ知ってほしい「道選びの落とし穴」について、少しお話しさせてください。
1. 「歩きにくい登り」と「ラクそうな下り」
① 行き(表参道・登り):
杉の木の根っこがボコボコと突き出ていて、お世辞にも歩きやすいとは言えません。でも、不規則だからこそしっかり足元に注意を払うし、周りを見渡せば掴まれる頑丈な「木の幹」が必ずありました。
② 帰り(裏参道・下り):
一見すると土の道で平らで、とても歩きやすそうに見えます。ですが実際に歩いてみると、表面に固定されていない「浮き石」がたくさん転がっていました。足を乗せると踏ん張りが効かず、スーッと力が逃げて滑りそうになる。実は、こちらの方がずっと注意が必要だったんです。
2. 家づくりに潜む「浮き石」の正体
初めて家を建てるとき、誰だって「無理のない、ラクな道」を選びたくなりますよね。
① 「とりあえず予算を抑えて、手軽に買える家」
② 「SNSで見かけた、おしゃれで流行りのデザイン重視の家」
これらは一見、平らで歩きやすい「裏参道」のように見えます。
しかし、暮らし始めてから「冬場の耐えがたい寒さ」「跳ね上がる光熱費」「数年後の修繕コスト」という固定されていない浮き石に足元をすくわれ、「こんなはずじゃなかった」と後悔してしまうケースが少なくありません。
目先の「ラクさ」や「見た目のスマートさ」だけに気を取られると、肝心な「踏ん張り(性能や耐久性)」が効かなくなってしまうのです。
3. 「掴まれる幹」がある家を選ぼう
逆に、建築計画の段階で断熱性や構造、間取りをじっくり考えるプロセスは、木の根っこだらけの表参道を登るように、少し大変に思えるかもしれません。
でも、妥協せずに選んだ「高い気密・断熱性能」や「頑丈な構造」は、暮らし始めてからあなたと家族を何十年も支えてくれる「掴まれる太い幹」になります。
厳しい寒さや台風の日も、将来のメンテナンスの時期が来ても、しっかり足を踏みしめて安心して暮らせる。それこそが、本当に価値のある家づくりだと私たちは考えています。
おわりに
「効率」や「手軽さ」が重視される時代だからこそ、あえて「見た目のラクさ」に惑わされず、足元がしっかりした道を選んでほしい。
マナホームは、ただ「買いやすい家」を売るのではなく、住んでからずっと家族が安心して踏み出せる「確かな家」を一緒につくっていきたいと思っています。
「自分たちにとっての『確かな幹』ってなんだろう?」と思ったら、ぜひ一度お気軽にご相談くださいね。









