「車なら乗り出し価格なのに…」なぜ住宅の見積もりは後から数百万円もブレるのか?

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「展示場で見せてもらった見積もりは2,000万円だったのに、最終的な総額を聞いたら2,000万台後半から3,000万円近くになって驚いた…」

住宅会社を巡り始めたばかりの方や、まさに他社と比較検討されている段階の方から、よくこんなご相談をいただきます。

車を買うときなら「車両本体価格」に加えて、税金や登録諸費用、オプションを足した「乗り出し価格(支払い総額)」で考えるのが当たり前ですよね。

しかし住宅業界では、未だに「本体価格〇〇万円〜」という、生活できる状態とは乖離した金額表記で検討が進んでしまうケースが少なくありません。

一般の方には分かりづらい「見積もりのからくり」と「価格が数百万円単位でブレる本当の理由」について、プロの視点から分かりやすく解説します。

1. 新築なのに「お庭が手つかず」の家がある理由

街を歩いていると、とても素敵なお家が完成しているのに、駐車場や敷地が泥まみれのまま、フェンスやポストもない状態で暮らされているお宅を見かけることはありませんか?

あれは施主様がこだわりたくて後回しにしているケースばかりではありません。

最初の商談段階で「見せかけの安さ」を優先するあまり、外構(お庭や駐車場・アプローチ)の予算をローン計画に組み込まないまま契約が進んでしまった結果であることが多いのです。

家が完成した後に「外構工事で+200万〜300万円かかります」と言われても、すでに住宅ローンの融資枠はいっぱい。泣く泣く工事を諦めざるを得なくなった…という悲しい現場が実際に存在します。

2. なぜ「本体価格〇〇万円」だけで比較してはいけないのか?

住宅の見積もりは、大きく分けて以下の3つの要素で構成されています。

建物本体価格: 家そのものの箱の値段(チラシなどに載る金額)

必須の付帯工事・諸経費: 屋外の給排水、地盤調査・補強、各種申請費、税金

外構工事: 駐車場、フェンス、アプローチなど、生活に必要な屋外工事

もちろん、今のハウスメーカーやローコスト系メーカーも建築基準法や耐震基準をしっかりクリアした素晴らしい家を建てられています。

しかし、「どこまでを見積もり範囲に含めているか」の基準が会社ごとにバラバラなため、①だけを比較してしまうと後から②や③が乗ってきて、最終的な総額が数百万円単位で大きくブレてしまうのです。

3. 「設備のグレード」が合わさると、さらに比較が難しくなる

もうひとつ価格を複雑にするのが「標準設備のグレード」です。

各社それぞれ「何をおすすめの標準にするか」の軸が違います。

① システムキッチンの機能や天板の素材

② 浴室のサイズや暖房機能の有無

③ 外壁や床材の耐久性・質感

➃ 窓や断熱の仕様

どれも快適な暮らしに必要な要素ですが、標準仕様に含まれていないものを後から追加・変更しようとすると、数十万〜数百万円単位で金額が変わります。

「工事の範囲」と「設備の仕様」が揃っていない状態で比較すると、何が安くて何が高いのか、お客様自身がパニックに陥ってしまうのは当然のことなのです。

4. マナホームが最初から「コミコミのあつらえ総額」を提示する理由

家は、駐車場やお庭まで整い、税金や手続き費用まで払い終えて初めて「安心して快適に暮らせる場所」になります。

だからこそ、私たちマナホームの見積もりには後から跳ね上がるような仕掛けをつくりません。

① 屋外の給排水や地盤調査・申請費用まで網羅

② 駐車場やアプローチなどの外構工事費用もあらかじめ算出

③ 暮らしに合わせた最適な仕様と、引っ越したその日から暮らせる総額をご提示

カタログの型にはめる既成の家づくりではなく、土地の形状や暮らし方に合わせた「ゼロからのあつらえ(カスタムハウス)」だからこそ、最初から嘘のない現実的な総額でお話しすることが、お客様の将来の生活を守ることにつながると考えています。

最後に:他社と比較するときは「条件」を揃えてみてください

もし今、いくつかの住宅会社を比較されているなら、ぜひこう確認してみてください。

「この金額は、お庭や駐車場、税金まで全部入って、引っ越したその日から暮らせる総額ですか?」

各社ごとに素晴らしい強みや魅力があります。

見せかけの数字だけに惑わされず、工事範囲とグレードの条件を揃えた「正しい物差し」で比較して、後悔のない家づくりを進めてくださいね。


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