先日、愛車のシビックType Rを走らせて、茨城県の一乗院さんへ参拝に行ってきました。
一乗院といえば、日本一の大きさを誇る毘沙門天様で有名なお寺です。
当日はとても暑い日だったため、「少しでも日陰に…」と境内にある木の陰に車を停めてお参りへ。参拝を終えて戻り、乗り込もうとした瞬間、フロントガラスに鳥からの大きなお届け物がべっちゃりとついていました(笑)。
一瞬苦笑いしましたが、神社仏閣での鳥の糞は「運(ウン)がつく」という昔からの強い縁起物。しかも力強い勝負運や金運を授ける毘沙門天様の境内です。「これは大きな運を授かったぞ!」と気持ちを切り替え、晴れやかな気分で帰路につくことにしました。
そして帰り道、もうひとつ心に残る出来事がありました。
トイレ休憩のために道の駅(多古)の駐車場に立ち寄ったときのことです。
車の後ろに一匹の薄茶色の猫がちょこんと座っていました。「危ないからどっちか行きなさい」と声をかけ、お互いに目を合わせて会話をするような時間が流れました。

普通、野良猫は人の目をじっと見ると逃げてしまうものですが、その猫は逃げるでもなく、物をもらいに来るでもなく、まっすぐこちらを見つめて私の話を聞いてくれていました。
その目が本当に澄んでいて、なんとも言えず可愛らしくて……。
大人になってから、これほど素直に「可愛いな」と心が動かされたのは本当に久しぶりのことでした。一瞬「連れて帰りたいな」と思ってしまったほどです。
「車には気をつけてね」と声をかけてその場をあとにしましたが、あの澄んだ瞳と心が通い合ったような数秒間は、今でも頭から離れません。きっとあの一乗院の毘沙門天様が引き寄せてくれた、優しくて温かい「もうひとつの運(現代の招き猫)」だったのだと感じています。
日が暮れてからふと見上げた空には、綺麗でまん丸な満月が浮かんでいました。
思わず手を合わせ、ハプニングも素晴らしい出会いもあった特別な一日に感謝をした一日となりました。
仕事でも日常でも、こうした一期一会の出会いや心の機微、そしてモノや道具への愛情を大切にしながら、また明日から誠意を持って家づくりに向き合っていきたいと思います。









