
「SNSやYouTubeでこれだけ情報があふれている時代だから、家づくりの失敗なんて昔の話でしょう?」
もしそう思われているとしたら、非常に危険です。
資材高騰が続く令和8年の現在においても、住宅現場では「契約した後に金額がどんどん跳ね上がり、予算オーバーで途方に暮れてしまう」というご相談が後を絶ちません。
家づくりをする方の多くは、人生で初めて家を建てる「第一次取得者」の皆様です。どれだけ時代が変わっても、専門知識がないことに乗じた「見せかけの価格表示」によるトラブルは、今この瞬間も全国で繰り返されています。
1. なぜ「見せかけの安さ」に惚れ込んだ人ほど罠にハマるのか?
チラシやネット広告に踊る「坪単価〇〇万円〜」「本体価格〇〇万円」という魅力的な数字。
「少しでも安く良い家を建てたい」と願うのは、誰しも当然の心理です。
しかし、この「入口の数字」だけに惚れ込んで契約してしまうと、後から必ず「知らなかった費用」が重くのしかかってきます。
※以下は、業界でよくある「最低限の標準仕様で作られた超ローコスト住宅」の価格構造を説明するための仮の例です(マナホームの建築価格・仕様ではありません)。
◆ 【30坪・超ローコスト住宅(最低限仕様)における資金計画の一例】
チラシの目玉表示(建物本体価格):1,600万円(坪単価 約53.3万円)
⇒「30坪で1,600万円なら予算内に収まる!」と確信してご契約
〜契約後の具体的な打ち合わせにて〜
① 屋外給排水・ガス引き込み工事費: +約140万円(※生活に必須)
② 建築確認申請・現場諸検査費用: +約70万円(※手続きに必須)
③ 地盤調査・地盤改良工事費: +約100万円(※調査後に追加発生)
➃ 基本生活設備(シャッター・網戸・照明など): +約60万円(※標準外のため追加)
⇒ 最終的な引き渡し総額:約1,970万円(+約370万円の増額)
※注:敷地条件や地盤の強さによって金額は変動します。
ここで押さえておきたいのは、上記の例で提示されている「約2,000万円」という数字も、あくまで「装備や資材を極限まで削ぎ落とし、とにかく安く仕上げた最低限の箱」の場合の総額だということです。
最初から「30坪で最低限住める状態にするだけでも約2,000万円かかる」という本当の出口(総額)を知っていれば、資金計画もローンの組み方もまったく違ったはずです。
しかし、多くの場合、解約すると違約金(手付金没収)が発生する「後戻りできないタイミング」でこの増額を突きつけられます。
結果として、家具代や引っ越し代のために残していた貯金を切り崩したり、楽しみにしていたキッチンや部屋の広さを泣く泣く削る「減額調整」を強いられ、モヤモヤとした後悔を抱えたまま新居での生活をスタートすることになってしまうのです。
2. 家づくりで最も重要なのは「一番最初のパートナー選び」
多くの方は「間取り」や「設備のグレード」で失敗したくないと考えがちです。
しかし、家づくりにおける一番の分岐点は「どの業者をパートナーに選ぶか」という最初の決断にあります。
住宅会社には、大きく分けて2つの姿勢が存在します。
1) 入口の数字(本体価格)を極端に安く見せ、契約後に必要な費用を乗せていく会社
2) 最初から引っ越してすぐ暮らせる「引き渡し総額(コミコミ費用)」を明確に示す会社
「営業マンが良い人そうだったから」「話を聞いてくれたから」という理由だけで決めてしまうのは危険です。
家を建てるために100%絶対にかかる費用を、契約前の時点でどこまで透明性を持って提示してくれるか。ここを見極められるかどうかが、運命の分かれ道となります。
3. マナホームが大切にしている「嘘偽りのない資金計画」
「とにかく安ければ仕様や性能は問わない」という考え方を否定するわけではありません。大切なのは、「その価格でどんな性能・仕様の家が建つのか」をお施主様が正しく把握した上で判断することです。
マナホームでは、見せかけの安さを競うような「最低限のローコスト住宅」はつくっていません。
これから何十年とご家族が安心して快適に暮らせる「確かな耐震構造・断熱性能・職人の施工品質」を標準とし、その上で最初からお引き渡しまでにかかる「真の総額(コミコミ費用)」を誠実にご提示いたします。
Ο 契約前に「引き渡し時の最終支払総額(コミコミ費用)」を明確に提示すること
Ο 住んでからの耐久性・快適性・維持費まで見据えた適正な標準仕様にすること
Ο 現場を知り尽くした職人の目で、嘘偽りのない誠実な資金計画をご提案すること
「目の前の安さの数字」だけに惑わされず、その価格に何が含まれ、どんな品質の家になるのかまでしっかり見極めてパートナーを選ぶこと。
それこそが、後悔のない理想のマイホームを実現するための、唯一にして最大の防衛策です。







